どしゃ降りの登山行 上進歓迎ハイキング


今年の上進歓迎ハイキングは

初挑戦、曽爾高原・鎧岳・兜岳コースでした。

ボーイ上級者の参加のない中、

上進者だけで決行された今回のハイキング。

登山はキツイわ、雨は降ってくるわ、

もうホンマにえらいこっちゃだったんですよ。

(文:忘れ蝶)

今年もまた雨にやられました。

去年の上進ハイクも雨でしたが、今年もきっちり降ってくれました。

去年はとにかく雨がざんざん降りで

まさに滝のような雨の中を歩いたので

そういう意味で大変だったのですが、

去年はまあこんな(↓)感じでした。



それに比べて今年のポイントは何と言っても

「雨の中を登山した」というところです。

しかも相手は曽爾高原鎧岳の急勾配です。

どんな急勾配かというと、こんな急勾配です。



これはもう無理だろうと。

そもそも上進ハイクとして許される勾配なのでしょうか、これは。

普通の晴れの日でも登るのが大変であることは

容易に想像が付くのですが、

これに雨が加わるとまさに現場は地獄と化します。

で、これ(↓)が登山直前の鎧岳なのですが、



もう確実に上では雨が降ってます。

「行くのイ〜ヤ〜だ〜」と心の中の第二の自分が叫んでいます。

行く前から明らかにテンションが下がってきます。

でもやはり、予定で決めたコースですから、

ボーイスカウトは基本的に雨天決行ですから、

行くしかないのです。

予定の行程だから行く。それだけです。

このあたりがボーイスカウトの恐ろしいところです。

一人で登山に来てるだけだったら

自分で好き勝手に予定を変更できますが、

ボーイスカウトだとそれができないんです。

なにしろ「訓練」ですから。

もはや、雨が嫌だとかどうとか言えるレベルでなく

こちらから苦難に向かって突っ込んでいくイメージです。



で、実際山道に入ると

左右ジグザグの道をひたすら登っていくのですが、

その左右のスイッチステップがまた堪えます。

延々と続くジグザグステップ。

しかも何故か先頭を歩く失尾隊長は

歩行ペースをガンガンに上げて登っていくので、

ついていくだけで必死。

おまけに周りは雨で何も見えない。

雨が冷たい。

風が寒い。

メガネのレンズが雨の水滴だらけになって何も見えない。

ナドナド。

悲惨です。

ジグザグステップの途中で、必死で撮った写真がこれ。



一枚撮るのが限界でした。



頂上付近で突如失尾隊長がギブしたので、

(本人談によると、急に目の前がチカチカチカっとなって

これはあかんと思ったたらしいです)

残りのメンバーで頂上を目指し、無事辿り着きました。



それにしても、みんなピースする元気は残ってたんだな……



本当なら頂上から向かい側の山脈が見渡せるはずだったのですが、

この天気では残念ながら何も見えず……



こうして何気なく写真撮ってる間も、

実は寒すぎてガタガタガタガタ震えてます。

少し待って失尾隊長が到着。



ちなみにこの顔はリアルに苦痛に歪んでいるのではなく、作った顔です。



予定ではこのあと続いて兜岳にも上るはずだったのですが、

これはさすがにギブしました。

まあこれは体力的な問題だけでなく、

帰りのバスの時間が迫っていたということもあります。

帰り道を行く隊員達。





今回の上進歓迎ハイキングは

行程を短縮したりしたので、歩行距離としては大したことなかったですが、

それでもやっぱり雨の中を登山するというのは、

隊員にとってもいい訓練になったのではないかなあと思います。

でも、来年は晴れてほしいなあ、やっぱり……